タイトル_間取りの作り方は?

間取りの作り方は?☆開業手順

タイトル_間取りの作り方は?

ワンルームの場合

店舗を作る場合の一番小さなパターン。
ワンルームの部屋がそのまま施術室として使え、用意する備品も一番少ないので何もかもが楽なタイプ。

駅近のマンションでしたら、ワンルームの部屋はそこら中にありますので、色々なタイプの部屋が見つかると思います。
ただし当然部屋はひとつなので同一時間に迎え入れることのできるお客様は一人だけとなり、売上としても最小のものになります。

住居空間が狭いので、電話受付を行う店長などは在室することができません。
店外で予約の受付などをすることになります。

ワンルームで経営をされている方の実態

サラリーマンの方などが副業として経営する場合には、ワンルームひとつから始める事が多いです。
ある程度馴染みのお客様が増えてくると、一部屋では足りないという事態が起こるのでワンルームを三つぐらい借りるというパターンがよく見かけられます。
状況に応じて賃貸物件を増やしていけると先が楽しみになります。

賃貸物件を増やせば洗濯機や冷蔵庫、そして電子レンジなども部屋の数だけ用意することになるので、2 LDK などの店舗に比べ余計な備品代が掛かります。
最初から家電一式がついている1ヶ月単位での賃貸物件も増えていますが、通常の賃貸物件に比べ家賃が割高なのが辛いところです。

ワンルームまとめ
  • 物件数が多い
  • 値段が安い
  • 開店までの準備が楽
  • 売り上げが小さい
  • 賃貸物件一つ一つに洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなどが必要

初期状態

間取りの作り方は?-1R-初期状態

完成例

  • ワンルームなので他にお客様などはいませんが、受付票を書いたり、金銭管理をしたり、お茶の用意をしたりすることもあるのでカーテンによって客室とバックヤードを分けています。
  • スタッフの貴重品類は客室には置かないようにしましょう。 スタッフの持ち物を物色したがるお客様もいます。
  • 備品は何時でもレイアウト変更や引っ越しが出来る様に小型軽量にします。
間取りの作り方は?-1R-完成例
間取りの作り方は?-アイコン説明

1LDKの場合

1 LDK で部屋を作る場合には必ず二つの部屋が作れるタイプのものを選びましょう。

下のサンプルの間取りは普通の生活では非常に使い辛いものになりますが、メンズエステ用の店舗としてはうってつけ、何せ最初から部屋と部屋の位置が分かれているのですから。

1 LDK の部屋を選ぶ場合にはこの手の間取りを探してください。私もいろいろ間取りを探したことがあるのですがポロポロとこのタイプの間取りも見つかります。
これにより隣の接客室の物音などはあまり聞こえなくなりそれぞれの部屋のお客様は落ち着いて施術を受けることができます。

1 LDKで経営をされている方の実態

二部屋作れるのでこの状態で営業をされている方も多く見受けられます。
長い時間経営しているとお客様の数も増えてくるので、それに合わせてもう一つワンルームや1 LDK の部屋を借りる事が出来れば、同時刻に入った予約を逃すこともなくなります。
二つマンションを借りて3部屋から4部屋程度で営業をされている方はとても多いです。

2物件4部屋の良いところは、営業を続けながら物件を変えていくことができるところです。
引っ越しの際、一時的に2部屋での営業とし、その間に古いマンションから新しいマンションに移動し、片方が済んだらもう片方も移動します。
休店せずに新しいマンションへ移動できます。

1LDK まとめ
  • 部屋と部屋が離れているタイプを探す
  • 値段が安い
  • 備品がワンルームの2倍必要
  • 売り上げがワンルームに比べて多くなる

初期状態

間取りの作り方は?-1LDK-初期状態

完成例

  • 1 LDK の場合には、テレビモニターやオートロック解除のボタンが、リビング側にあることが一般的です。
    そのためリビング側のドアは開けっ放しにして、もう一つの部屋のスタッフが来客時にロックを解除出来る様にしておきます。
  • リビングの中にカーテンの仕切りを作り、外側からは見えない様にしておく必要があります。
  • 廊下の共有部分に釣銭、伝票、タオルウォーマーなどの共有備品を配置します。
間取りの作り方は?-1LDK-完成例
間取りの作り方は?-アイコン説明

2LDKの場合

2 LDK で部屋を作る場合には、必ずリビングルームに一つ部屋を作ることが出来る形状を選びましょう。

3部屋作ることができれば回転も早く、売上の伸び具合もだいぶ違います。
スタッフの出勤希望にも多く答えられるようになります。

キッチンがワンルームや1 LDK に比べ大きくなるので、電話受付担当者などもキッチンにこもって電話受付やその他の作業をすることが出来るようになります。
ワンルーム物件を三つ借りるのに比べ、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどが1つで済みます。

スタッフ同士が顔を合わせるので、店長はアットホームな雰囲気を作って行かなければなりません。
時には揉め事もあるかもしれないので、人間関係を上手くまとめていくスキルも必要になります。
バスタオルや蒸しタオルなどの洗濯物も多くなるので、スタッフに対処してもらうべく、いろいろなルールを作っていく必要が出ます。

3部屋とも埋まれば自然と騒がしくなって来るので夜中などは近隣への配慮も必要となります。

2LDKで経営をされている方の実態

3部屋あれば一つの物件で十分にメンズエステとして成り立っていきます。
同時に3人のスタッフを抱えることができるので、出勤管理やスタッフの確保、加えて様々な雑務に悩むことが多くなります。
上手く回せる方であれば、この状態で何年も金銭的な心配をすることなく、心穏やかに経営していけるかと思います。

またこの状態からさらに物件を借り、手を広げていく方もいます。
電話受付などの業務が非常に多くなるので、経営者以外に電話受付専用のスタッフを確保する段階となります。

2LDKまとめ
  • リビングで一部屋作れるタイプの物件を探す
  • 家賃が値段が高い
  • 備品がワンルームの3倍必要
  • 売り上げがより多くなる
  • スタッフ同士のルールが必要になる
  • 人の出入りが多くなるので近隣へ気を遣う

初期状態

間取りの作り方は?-2LDK-初期状態

完成例

  • 2LDK の場合には、テレビモニターやオートロック解除のボタンがリビングにあることが一般的です。
    そのためリビング側のドアは開けっ放しにして、別の部屋のスタッフが来客時にロック解除出来る様にしておきます。
  • リビングにも接客スペースがあるので、カーテンの仕切りを作り、外側からは見えない様にしておく必要があります。
  • キッチンスペースがだいぶ広くなるので共有備品(タオルウォーマー、釣り銭、受付伝票など)は、すべてここに置きます。
    電話受付担当者はここで予約を取ることが出来る様にもなります。
  • 消費するバスタオルの量が多くなります。
    雨天でも夜間でも冬季でも、乾いたタオルの供給が止まらないように、干すスペースと容量の大きい除湿機が必要となります。
  • 来客のある日は湿度が高い状態になるので加湿器はいりません。
    湿度が低くなればタオルなどを濡らして隅に掛けておけばそれで十分、やはり加湿器は要りません。
    長いこと使っている部屋は湿度により壁紙が浮いてくる場合もあります。
間取りの作り方は?-2LDK-完成例
間取りの作り方は?-アイコン説明

3LDK以上も同じ

2 LDK の時と同じです。
3 LDK の場合にはリビングを使い部屋をつくり、合計4部屋の前提ですので備品の数もより多くなります。
4部屋作れるということはスタッフの数も、同時刻に接客するお客様の数も多いので、営業時間中は店長はずっと店舗に入って色々な雑用をすることになります。
もはやサラリーマンの副業として片手間で出来る状態ではなくなります。

記号の説明

全ての備品については、その用途を別ページで解説していますのでここでは特に分かりづらいものだけ説明します。

  • 使用済みタオル・蒸しタオル
    これは使用済みのバスタオルと蒸しタオルを入れるカゴのことです。
  • 突っ張り棚
    備え付けの収納だけでは、在庫品を保管する場所が全く足りません。 軽めのものについては棚の上に乗せ、限られたスペースを最大限に活用していきましょう。
  • カーテン・カーテンポール
    これは目隠しをするためのカーテンですが、横にポールが長く伸びるので、大型のバスタオルなどはここに掛けておくと乾きが早いです。
  • 椅子
    豪華な必要は全くありません。ほんの一瞬腰掛けるだけですから飾り程度の小さな椅子で十分、テーブルを置くスペースもない場合には、メニュー表などはこの椅子の上に置いておきましょう。
  • アロマオイル入れ
    アロマオイルのボトルをそのまま床に置くと油まみれになってしまいます。100均などで売っている小さなカゴを用意し、ハンドタオルを敷いてその上にオイルボトルを置きましょう。
  • 掃除籠
    100均などに売っている小さなカゴを用意し、コロコロなどの掃除用具を入れておきます。
  • 飾りインテリア
    花飾り、写真立て、その他のインテリア、何でも構いません。大したものでなくともそこにあるだけで部屋のイメージがだいぶ変わります。

豆蔵

豆蔵

ではまた~

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