電話とネット環境☆開業手順
固定電話と携帯電話 固定電話は必要か、それとも携帯電話……
来店客数は、各曜日・各月ごとに何かしらの傾向を持っています。
今日はお客様がたくさん来た、次の日はお客様が全然来ないなど、結果だけを見て一喜一憂するのではなく、日々の来客数を予想しながらスタッフの出勤数をうまく割り当てていきたいものです。
長い年月営業をしていると、だんだんとその傾向が見えてきます。その傾向は曜日や季節によってどこのお店でも共通するものと、営業している地域によって変わってくるものがあります。
今回はその傾向について、今までの豆蔵の経験からお話ししていきます。
お客様の動向を見るためにはホームページのアクセスログを見るのが一番です。
アクセスログにはどの時間帯にどの程度のアクセスがあったか、またどのようなキーワードで辿りついているか、ホームページまでのアクセス経路はどうなっているかなど、とても細かく表示されています。
上の画像は豆蔵のレンタルサーバーのアクセス解析ツールの一部です。
店舗のホームページに出勤表を載せていれば、誰が出勤しているか毎日のように確認してもらえる有難いお客様が沢山いらっしゃいます。
それらのお客様の動向を知るためにも、店舗ホームページを載せているサーバーのアクセス解析機能を上手に利用します。
今時のレンタルサーバーであれば、大抵アクセス解析ツールがついているので、これを使わない手はありません。
契約しているサーバーによって表示のされ方は異なりますが、どれも初心者でも分かり易い様に作られています。
Google のアクセス解析ツールを使うと、アクセス数やアクセスする前段階の検索表示された数まで調べることができます。(Google アナリティクスとGoogleサーチコンソール)
現在主流のアクセス解析の方法なので、このツールは必ず導入したいものです。
Google アナリティクスはこちらに利用方法があります。
Googleサーチコンソールはこちらに利用方法があります。
曜日によって来客数には偏りがあり、お客様の多い曜日の時間帯に多めのスタッフを用意出来る様にしたいです。
そのためには、お客様の多い曜日と時間帯を知っておく必要があります。
初日前日(客数:日暮れ以降から深夜まで多め)
↓
初日(客数:終日多め)
↓
中日(客数:終日少なめ)
↓
最終日(客数:夕方以降多め)
初日の前夜、初日終日、そして最終日の夕方以降が来客数がとても多くなります。
反対に、連休の中日には客数がグッと落ちます。 このような動きになるのは、家族や友人恋人などと連休を共に過ごす人が多いからかと思います。
連休の始まりと終わりはちょうど隙間時間となり、その隙間時間を利用してのご来店となるため、ご来店の時間帯が重なるのでしょう。
初日前日(客数:日暮れ以降から深夜まで多め)
↓
初日(客数:全ての時間帯に散らばる)
↓
最終日(客数:日暮れ以降少なめ)
初日の前夜は、金曜日の夜と同じように客数が多くなります。
泊まりがけで出かけるほど祝日数が多くないので、初日の客足は全時間帯に散らばります。
最終日については、翌日の会社があるためか日暮れ以降は客数がぐっと落ちるので、夜間帯のスタッフ数は少なめに絞りましょう。
前日(客数:日暮れ以降から深夜まで多め)
↓
祭日(客数:日暮れ以降少なめ)
単独の祭日の場合には、日曜日と同じ様な感覚で、前日の日暮以降は通常よりも逆数が多く深夜帯までお客様がいらっしゃいます。
翌日は再び仕事があるため、お客様の引きも早いです。
台風や大雨の時には、平時では忙しい時間帯でも来客数が一気に落ちてしまいます。
あえて大雨の中をずぶ濡れになってまでマッサージに行こうと考える人は少ないでしょう。
終日台風とわかっている時であれば、スタッフ数を少なめに設定して一人頭の給料が低くならないようにコントロールしますが、問題は営業途中で雨が上がる場合です。
天気予報で明るい時間帯に雨が上がる予想なら、それ以降再び客足が伸びると分かり、スタッフを確保するという判断ができます。
しかし、雨が上がるのが日暮れ以降の場合だと、雨が止んでからの時間帯のスタッフを確保しておくか、それとも時間が遅いのでその日は上がってもらうか、判断に迷うところです。
まだ遅い時間ではないので、雨が止むと同時に一気に電話が鳴り出します。
十分に来客が望めるので、スタッフには帰らないで待っていてもらった方がいいでしょう。
この時間帯では残念ながら来客は望めません。
お客様ももう就寝前のまったりとした状態になっています。
これ以降はスタッフに待機してもらっても客数が望めないので、きりの良いところで上がってもらいましょう。
豆蔵の店舗では、スタッフの出勤希望があれば正月期間もお店を開き、出勤スタッフがいなければ休むことにしています。
出勤表にスタッフの名前が載っていると、多少はありますがどの日でもお客様にご来店いただけます。
開店後初めて迎える正月であれば、三が日に果たしてお客様が来るのかどうかと不安に思うのも当然ですが、これが結構お客様が来るものです。
正月のお客様の特徴としては、独身の方と訳アリ別居の方が多いです。
若年層の方であれば親御さんもまだお若いでしょうから、元気かどうかなど心配する様な事も無く、正月も一人でのんびり過ごしているのかもしれません。
都心の場合は、地方よりも若年のサラリーマンの方が多いので、このタイプのお客様に助けられています。
店舗のある場所によっても各曜日、各時間帯の客数は変わってきます。
都心であれば、若年層の一人暮らしの方が多いので、正月や深夜の時間帯でも割と来店数を稼ぐことができます。
逆に郊外であれば、全時間帯で平均してお客様が来られるので、特定の時間にお客様が集中して取りこぼしを出す様な、歯がゆいことも少なくなります。
店舗を出しているエリアにどのような特徴があるかを分析することにより、うまく来客数とスタッフ数をシンクロさせて行きましょう。
ではまた~